天皇祭ゼミナールでの質問のご回答

一般社団法人黒磯那須青年会議所は7月31日に、地域の宝である伝統行事「天王祭」を学ぶ「天王祭ゼミナール」を、地元中学生と高校生を対象とした事業を行いました。お祭りの本来の意味を知り、本格的なお神輿を大人に混じり担ぎ、太鼓を叩いたりと天王祭に参加して頂き、思い出に残る日になったのではないでしょうか。ご参加頂きました皆様におかれましては、お忙しい日程の中誠にありがとうございました。

事業を行う中、質問事項を頂きましたので、この場をお借りして回答させて頂きます。

①    遷座祭という神様の魂を神輿に入れる際、宮司様一行が「モーーーッ」という声を出しながら、神殿からお神輿に移動しました。これはどういう意味合いがあるのかという事でした。お聞きしたところ、神様が通る際には頭を下げ、道を譲らなくてはいけません。それを「モーーーッ」という声を発し皆様に促しているという事でした。

②    また、お神輿を担いで練り歩く際に、何度か休憩をしたのですが、その度に宮司様がお祓いをしているのをお見掛けしました。これは、神様が疫病を防いでくれるためにお神輿に乗り一緒に回って頂いているので、感謝と休んでいる最中は鎮まって頂くという意味があるそうです。

皆様に天王祭について興味を持って頂き、まちのことを知ってもらうきっかけになって頂けたら幸いです。これからも我々黒磯那須青年会議所は、この地域を明るい豊かな社会に築き上げるために、様々な事業を展開してまいります。


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